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by tenroku1006
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沖縄だより(27) 沖縄登山

どうもどうも〜、高津です。
何を隠そう筆者は登山・トレッキングが好きでして、
沖縄で可能な場所を探してはいたのですが、無いのですこれが。山が低いから。。
山と渓谷社「分県登山ガイドNo.46<沖縄県>」で研究しておったのですが、
その本には「沖縄の山はハブの危険性あるため単独行厳禁」とあります。コワイ〜!
ところがなんと!新聞広告でトレッキングツアーの広告を発見、参加しました。
ツアーは楽ですね。バスで登山口まで連れてってくれるし。
行き先は安和岳〜三角山縦走。標高432mですこれが。低い〜!丘やがな。
と思いきや、ガイドの方によれば、そこは沖縄1険しい山で危険きわまりない、とのこと。
ん〜ん。そうかなぁ。登山口から見上げた様子でも丘やんか、と甘く見ていた筆者は、
その後、認識をあらためるに到るのでした。
沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_23454259.jpg
ひたすらジャングルを突き進んで小休止。早くもバテ気味のツアー一行。
「もう半分ぐらい登ったかしら?」のひとりの問いに「まだ1/5も来てませんよ」と、ガイドの方の冷たい一言に、一行のテンション下がりまくり。。
沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_23504114.jpg
道すがらの光景はこんな感じ。ジャングルって、不気味です!気色(きしょく)悪い。
美しくもありますが。いかにもハブ出そう!一人ではビビッて来れないかも。
美しさと気色悪さは紙一重。なんちって(思いつきで言ってみました)。
で、ですね、ガイドの方の言う<危険きわまりない>の意味とは、、
沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_003463.jpgとにかく難儀なのは、このあたり特有の石灰岩が雨で浸食されて出来た<溶食地形>てやつでして、石器時代の<矢じり>みたいな岩で地表が覆われておる、という状態なわけです。コケて頭打ったら終わりでしょうね。よかったぁ、ごっつい底のたいそうなトレッキングブーツ履いてきて。。
しかし筆者の手もゴツゴツシワシワで不気味ですね。。



沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_064811.jpg
そんなこんなで安和岳山頂に到着!しかしここから先がエグかった。
三角山っちゅうナメた名前の山までは、ほとんど登山道なし!
さきほどのトンガリ岩の上を歩いて行くわけです。
ビーサンor裸足では無理です(そんなやつおらんが)。
沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_0143671.jpg
トンガリ岩の上を綱渡り状態で進む一行。もはやハブの恐怖はどこへやら、岩の恐怖でいっぱいいっぱいですわ。
沖縄だより(27) 沖縄登山_c0113729_0155642.jpgそんなこんなで三角山のピークに到着!「狭い〜、押さないで!落ちるから。」
「岩がトンガってるから座ったらお尻に刺さるわけさ〜」
とか言いつつ疲労困憊の一行。
彼方に見えるのは本部(もとぶ/水族館のあるとこ)の海!
てなわけで、沖縄本島で一番眺めのいい場所から、後半は這うようなかんじでなんとか無事下山。
沖縄の登山人口は推定50人ぐらいではないでしょうか。
こっちで山の話なんか聞いたことないですもんね。
当日のツアー参加者は30人、登山人口の6割が集ってるようなもんですから、
下山後、ツアー企画旅行会社の「北アルプス/尾瀬etcツアー」の宣伝を20分も聞かされ、
そんなん参加せ−へんから、早よバスで那覇に帰らしてくれ〜って気分の筆者なのでした。
みなさんも沖縄に来たら、海のレジャーだけではなく、登山にも挑戦してみてください。
(そんなやつおらんか)

今回も写真界/ギャラリーとは全く関係ない話で、申し訳ありませんっ!
しつれいしました〜!
by tenroku1006 | 2010-02-18 00:58